新型コロナウイルス重症患者治療センター ホーチミンに設立
ベトナム政府は、新型コロナウイルス感染症の重症患者治療に対応するため、全国北部から南部まで、高い専門性を備えた大型病院を対象にCOVID-19重症患者治療センターを設置することに決定しました。
最新治療センターとして、ホーチミン市にあるフエ中央総合病院が管理してるCOVID-19重症患者治療センターが8/24に設立されました。
コロナウイルス感染症の重症患者治療センターを新たに設置することにより、既存の施設でコロナウイルス感染症以外の救急救命治療にも対応できる体制を確立することが目的とされています。
(ホーチミン市にあるフエ中央総合病院が管理してるCOVID-19重症患者治療センターの様子)
Source: https://suckhoedoisong.vn/
COVID-19重症患者治療センターの規模は50~100床程で、人工呼吸器、病室を管理するモニターなどの設備が設置されている様です。
(病室を映すモニター)
Source: https://ncov.moh.gov.vn/
また、患者を3つのグループ(急患、回復傾向、退院待機)に分け、管理を徹底しています。
(治療の様子)
Source: https://suckhoedoisong.vn/
現在、フエ中央総合病院では、他のベトナム中部にある他の病院の医療従事者からもサポートを受けながら、約450人の医療従事者がホーチミンの感染者の治療を担当しています。
(保健相のグエン・タイン・ロン氏が重症患者治療センターでの治療状況を確認している様子)
Source: https://ncov.moh.gov.vn/
また、保健相グエン・タイン・ロン氏が直接、重症患者治療センターでの治療状況を観察し、厳しい状況にある医療従事者を励ましています。