ベトナム人介護人材の紹介
0120-44-1231 9:00~17:00 土日休み
メールでお問い合わせ

お知らせ

2025年12月02日

特定技能外国人のキャリアパスと2号移行の流れ〜2027年「育成就労制度」を見据えて〜

外国人介護人材の受入れ制度は、2027年に導入予定の「育成就労制度」を契機に大きく変わろうとしています。本コラムでは、育成就労から特定技能1号・2号へとつながるキャリアパスの流れと、企業が実践すべき支援ステップをわかりやすく解説します。

2027年「育成就労制度」導入を見据えたキャリアパスと制度利用ステップ

1. キャリアパスの具体例

特定技能制度のキャリアパスは、
①技能実習/育成就労 → 特定技能1号 → 特定技能2号
という流れが基本になります。

■ ぽすてぃーど:外国人材のキャリアパス例


2. 制度利用ステップの具体例

以下では、もっとも一般的な
「技能実習2号の修了者」(または育成就労) → 「特定技能1号」 → 「特定技能2号」
の流れを示します。


STEP 1:特定技能1号への移行手続き

技能実習2号(または育成就労)を良好に修了している場合、技能・日本語試験が免除されます。

① 雇用契約の締結

受入企業(特定技能所属機関)と外国人材が雇用契約を結ぶ。

② 支援計画書の作成

企業が「支援計画書」を作成(登録支援機関が作成のサポートをすることも可能)。

③ 在留資格変更許可申請

出入国在留管理庁へ以下を提出:

  • 在留資格変更許可申請書

  • 雇用契約書

  • 支援計画書

  • 技能実習2号修了証明

  • その他必要書類

④ 審査(1~2ヶ月)

在留資格「特定技能1号」へ変更が許可され、就労が可能となります。


STEP 2:特定技能1号での育成・定着支援

特定技能1号期間(最長5年)で企業は次の支援を行います。

● 月1回の定期面談

職場・生活相談を継続的にフォロー。

● 日本語・技能向上支援

日本語教室の案内、資格取得支援、実務研修の提供。

● キャリアパス提示

2号への移行要件や将来のポジションを明確化し、本人のモチベーションを維持。


STEP 3:特定技能2号への移行手続き

特定技能1号期間中に、技能要件・日本語要件を満たせば2号へ移行可能

① 要件確認

  • 特定技能2号評価試験の合格
    ※一部分野は実務経験でも可(所管省庁確認が必要)

  • 日本語能力N3相当以上

② 在留資格変更許可申請

提出書類:

  • 在留資格変更許可申請書

  • 技能水準を証明する資料(合格証など)

  • その他必要書類

③ 審査・許可

許可されると 特定技能2号へ。
特定技能2号は 在留期限なし・家族帯同可 のため、長期キャリア形成が可能。


企業側のメリット

明確なキャリアパスと制度的支援を提供することで:

  • 外国人材のモチベーション向上

  • 定着率の向上

  • 即戦力・中核人材の長期確保

  • 企業の育成力向上による採用競争力の強化

といった効果が期待できます。

ぽすてぃーどは、国の定める法令・制度を遵守し、外国人材の受入れから育成・定着までを一貫してサポートしています。各企業様に最適な採用・育成プランをご提案し、安心してご依頼いただける仕組みを整えています。今後も透明性と責任をもって、信頼に応え続けるパートナーでありたいと考えています。

前後の記事を読む
ご依頼・お問い合わせ

介護以外の人材のご相談も承ります

0120-44-1231 9:00~17:00 土日休み